避妊の手術(わんちゃん)

症例紹介

●避妊の手術(わんちゃん)

くりちゃんは6ヵ月齢になるレッドのトイプードルさんです。もともと身体が成犬に近くなってくるこの時期に避妊手術を希望されました。
エリザベスカラーなしで1週間後の抜糸を迎えることが出来ました。

避妊手術の利点は、乳腺腫瘍の発生率が減らすことができることが第一かもしれません。
避妊手術の時期と乳腺腫瘍の発生率は、密接に関わっています(表を参考下さい)。

避妊の時期 乳腺腫瘍の発生率
はじめての発情前 ほとんど発生しない(0.05%)
はじめて〜2回目の発情の間 8.00%
2回目の発情より後 26.00%

乳腺腫瘍で注意しなければならないのは悪性腫瘍である乳がんです。わんちゃんの場合、お年をとって乳腺におできが出来たなら、そのおできが乳がんである確率はおよそ50%とされています。乳腺腫瘍の発生を抑えてくれる避妊手術は心強い味方ですね。

ただ、避妊手術の欠点は肥満体質になることです。なぜ肥満になりやすくなるかは男の子の去勢の手術と一緒です。よかったら去勢の手術(わんちゃん)をご覧下さい。

くりちゃんお疲れさまだね。太らないよう頑張ろうね。

写真1:術後1週間(抜糸前)
写真1:術後1週間(抜糸前)
写真2:術後1週間(抜糸後)
写真2:術後1週間(抜糸後)
写真3:術後2週間(トリミング時)
写真3:術後2週間(トリミング時)
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