骨折(上腕骨の遠位端骨折)

症例紹介

●骨折(上腕骨の遠位端骨折)
写真1:X線検査画像(受傷時)
写真1:X線検査画像
(受傷時)

4ヵ月齢の子犬のチワワさんが右前足を挙げたままで、足を触ると痛がるとのことで来院されました。同居犬のポメラニアンとじゃれ合っているうちに、階段から落ちてしまったそうです。
身体検査・X線検査にて、右前足の肘関節を担う骨が2ヵ所骨折していました。
肘関節の中の骨折は、肘頭突起(いわゆる“ひじてつ”)が関節を守ってくれています。しかし、普段強固な肘のガードマンとして働いてくれている“ひじてつ”も手術ではお邪魔虫になってしまいます。
そこで今回の手術では一度、肘頭突起の部分をわざと切って、肘関節の中の骨折部分を整復します。骨折部分を整復した後は、切った部分も整復しました。
現在、手術後1週となりますが、骨癒合も良好に経過しています。骨折手術は骨の癒合を見ながら、状態にあったリハビリを計画します。道のりは長いけれど、頑張ろうね。

写真2:手術方法の模式図
写真2:手術方法の模式図
写真3:X線検査画像(手術後1週間)
写真3:X線検査画像
(手術後1週間)
写真4:X線検査画像(手術後1週間)
写真4:X線検査画像
(手術後1週間)
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